修繕?リフォーム?
修繕工事や、リフォーム工事などの言葉をよく耳にしますが、どのような工事が修繕工事で、どのような工事がリフォーム工事だと、明確に区分されたものではありません。ただ一般的に、不具合を直すとか故障した箇所を直す場合に、「修繕」という言葉を用いることが多いです。一方、「リフォーム」とは、新品に近い状態や元々の価値以上の状態にするような場合に用いられます。例を挙げると、キッチンの蛇口が壊れたという場合には修繕して直す。という感じで、キッチン全体をリフォームして入れ替えて、新築時より使い勝手を良くする。といった風に感じでしょうか。
では、どのようなタイミングでリフォームを行うことが多いでしょうか?
それは、やはりある程度大きな節目の際に行われることが多いようです。例えば、ご出産や新たに同居が決まり家族が増えるときなどが代表的だと思いますし、他にはお風呂やキッチンなどの比較的大掛かりな入れ替え工事を行う際に、今まで気になっていた箇所をあわせてリフォームしてしまうといったケースも多く見受けられるようです。
同居を機に二世帯住宅にリフォームしたり、段差が気になりだしたのでバリアフリー設計を取り入れ、室内の段差を解消したりといった家全体のリフォームもあれば、キッチンの使い勝手が悪いので入れ替えを行ったり、お風呂場に浴室乾燥設備を追加設置したりするリフォームもございます。
また、次にどのような準備が必要となるでしょうか?
それは、不具合や改良工事内容の洗い出しになります。実際、色々な工事を拝見させて頂いた経験から考えると、一番大事なことは現地でのコミュニケーションだと思います。お客様がどのようにしたいのか。どのような不具合があって、それをどのように改善したいのか。それをどれだけ上手く表現できるかが、成功のカギと言っても過言ではありません。しかし、いざ打ち合わせ時となると、上手く伝えられないというのが人の性です。そこで、事前に何度か打ち合わせをさせて頂き、ある程度お互いが打ち解けてきた段階で、改めて現地での打
ち合わせを行わせて頂けますでしょうか。是非ご満足頂ける内容にて、新しい生活を快適に迎えて頂ければ幸いです。
その他に重要なのが、日々の修繕になります。日々の小さな不具合を放置しておくと、思わぬ事故に繋がったりしますので、その都度直されるのが良いかと思われます。また、最近よく見られるのが悪質な業者などの高額請求がございます。突発的な事故で修繕の依頼を行ったら、思いもよらぬ高額請求を受けたという話をよく耳にします。そのような事態にならないためにも、日頃から小さなことでも気軽に相談できる相手を見つけておくことは重要です。是非、お気軽にご相談ください。